シビックハックナイト(2025年11月)

11月の「シビックハックナイト」は、金沢市・石引の消防会館で開催し、学生やクリエイター、地域住民が集まりました。

まずは、コード・フォー・カナザワのメンバーからシビックテックとは何かという話から。そして参加者の自己紹介と、石引のまちづくりなど、専門も背景も異なる参加者が、それぞれの視点で困りごとなども共有して2つのグループに分かれてハッカソン形式のディスカッション。

話題として挙がったのは、2つ。
・石引に学生の力をもっと活かしたい

・石引商店街に人を誘致したい

石引は加賀藩との歴史が深く、江戸時代初期に金沢城の石垣を築くための戸室石を引いた道筋であったことが町名「石引」の由来ということも教えてもらいました。(知らなかった~)
また、昭和に金沢大学医学部や金沢美術工芸大学などが次々と建てられ、学生の街として発展しました。

戦後の高度経済成長期に石引商店街の近代化が進み、昭和42年まで市電が通っていたそうです。(え~!!市電?!)

現在では、昔ながらの老舗からこの街の雰囲気を求めてきた新たな店舗も誕生。兼六園や様々な文化施設からのアクセスも良く、今注目の石川県立図書館も歩いていける距離。しかし石引商店街はバス移動でスルーされてしまっているのが現状だそうです。
もっと商店街のことを知って歩いてお店を回って散策してほしいというのが石引の人の思いです。

・学生の力をもっと活かしたい

昭和に金沢大学医学部や金沢美術工芸大学などが次々と建てられ、学生の街として発展した石引。
金沢大学の移転で学生が減ったものの、金沢美術工芸大学は県立図書館の向かいにありますが、現在は石引商店街に学生をあまり見かけない状況です。学生が活躍できる場所が石引にが少ないのでそんな場を増やしていきたいとのことでした。

・石引商店街に人を誘致したい
今回、地元の人のお話を聞いて、石引について知らないことがたくさんありました。珠姫様が祀られてるお寺(天徳院)や
県立図書館も石引商店街から徒歩圏内ということが今回判明しました。

歩いて散策したいと思わせるこんなディープなスポットがあるよという散策コースを作って実際に歩いてみるというのがどうか、という話になりました。

今後も第2木曜日に開催です。
皆さま、ぜひお越しください。

市民や学生の方はもちろん、行政職員の方も議員さんもどなたでも参加できます😊